Tag Archives: 小児歯科

Vキッズを始めました

2019年5月20日

こんにちは、
歯科岡医院 副院長の岡昌希です。

最近、いろいろな場所で「子どものお口の発育」についてのお話しをさせていただいています。その甲斐もあって、1歳になる前のお子さまのお口の相談で来院していただくことが増えてきました。

その段階でも、将来の歯並びについてある程度予測ができます。
そのため歯科岡医院では、食事や睡眠といった生活習慣のアドバイスを行い、少しでもお子さまのあごが自力で正常に発達できるようお手伝いをさせていただいております。

しかし、あごの発育が著しく不良の場合は、生活習慣を変えるだけでは難しいお子さまもいらっしゃいます。

しかし当院で行っている矯正;ランパセラピーの適応は4歳からです。
(それでも矯正治療開始としてはかなり低年齢です。)

3歳、乳歯がはえそろった段階で咬み合わせが悪く、明らかに口腔機能低下による睡眠障害(口呼吸、いびき、歯ぎしり、無呼吸)を認めても、今までは低年齢のため安全に使用できる装置がなく、アドバイスのみで1年経過観察をしていました。

子どもの健やかな成長のためには、良い睡眠は不可欠です。
1年といえど、つらい状態での睡眠をどうにかできないものかと考えていました。


先月にVキッズという装置についての勉強会に参加させていただきました。
Vキッズは、まさに僕の探していたものでした。


”Vキッズを詳しく知りたい方はホームページをご覧ください”

特筆すべきは、シンプルな構造によるお子さまへのストレスが小さいことです。
そのため3歳から使用可能です。
また矯正装置ではないため、痛みを伴いません。

今月より、歯科岡医院はVキッズを始めました。
「矯正までは考えていないけど、今のこどもの咬み合わせが心配」
「3歳なのに、いびきや歯ぎしりが気になる」といったケースには最適だと考えています。
一度ご相談ください。


顎顔面口腔育成研究会に参加してきました

2019年5月20日

こんにちは、
歯科岡医院 副院長の岡昌希です。

昨日、東京お茶の水で開催された顎顔面口腔育成研究会(JACG)の例会に参加してきました。


この研究会は、当院でも採用しているランパセラピーという矯正システムを用いて、不正咬合の裏側に隠れた頭蓋と気道の問題にアプローチすることで、
口呼吸を鼻呼吸に変え、免疫力の向上と口腔咽頭領域からの病巣感染を取り除き骨格に起因する歯列不正を治すことを目的としています。

ランパセラピーが対象としている、お子様の症状としては

□ 姿勢が悪い
□ 口呼吸が多い
□ 大きないびきをかく
□ 朝、起きられない
□ 日中に眠気がくる、居眠りをする
□ 寝相が悪い
□ 扁桃炎を腫らしやすい

またランパセラピーは、骨格にアプローチしますので、歯を抜く必要もなく、受け口など今まで手術でしか治せなかった症例も対応できるようになりました。

話しを昨日の例会に戻しますと、

今回の例会では北は山形、南は沖縄といった日本各地でランパセラピーを行っている先生方が、少しでも治療を行う子どもたちのストレスを減らすべく取り組んでいるポイントについてのお話を聞くことができました。

良い結果は変わらず、少しでもストレスが軽減できるように、さっそく歯科岡医院でも取り入れていきたいと思います。

ランパセラピーの望ましい治療開始のタイミングは4~8歳 です。

お子様の歯並びや上記症状でお困り場合、一度ご相談ください。